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3.3.10.1.3 勧告
同位エンティティから何らかのINFOフレームを受信した場合、そのDLSサブレイヤは、伝送キューの中で相手DLE宛のすべての番号制フレームのN(r)を更新すべきである。これにより、送達確認の着信確率が改善される。

 

3.3.10.1.4 勧告
不必要な再送信を削除するため、同位エンティティから何らかの番号制フレームを受信した場合、伝送キューの中で確認されたすべてのフレームは、削除されるべきである。小さいDSLアドレスを有する同位LMEからのXID_CMDまたはXID_RSPを受信した場合、伝送キューの中でそのLME宛のXID_CMDは、削除されるべきである。

 

3.3.10.1.5 伝送のための手順
管理フレームは、情報フレームより高い優先度を有するため、管理フレームと非番号制フレーム(XID,FRMR,TEST,DISC,DM)は、情報フレームに優先して伝送されるものとする。

 

3.3.10.1.6 勧告
INFOフレームの伝送に際しては、DLEは、個別フレームごとのRR伝送を避けるために、キュー待ちRRも伝送するべきである。

 

3.3.10.1.7 勧告
FRMR,DISCあるいはDMを受信した局は、伝送を行っても受領されないため、送信側DLE宛のすべての未送達トラフィックを削除すべきである。

 

3.3.10.1.8 勧告
目的の局が伝送を受信できないために伝送キューをサポートしている無線機が再同調された場合、伝送キュー内のその局宛のすべてのフレームは削除されるべきである。

 

3.3.10.2 SREJフレーム
ISO4335の中のマルチセレクティブ・リジェクト・オプションが、ひとつ以上のINFOフレームの再送信要求に使用されるものとする。SREJ(F=0)フレームは、順番が乱れたINFO(P=0)を受信した場合にのみ、発生されるものとする。SREJ(F=1)フレームは、INFO(P=1)、RR(P=1)あるいはSREJ(P=1)の受信後にのみ、発生されるものとする。SREJ(P=1)フレームは、3.3.3.4項の手順に従う場合にのみ、発生されるものとする。DLEは、正確に受信されたフレームの送達確認を行うものとするが、順番が乱れたもの

 

 

 

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